健康に悪影響をおよぼす床下のカビ

床下のカビは、普段目に入らない場所で進行しやすく、気づいたときにはニオイや健康面の不安、建材の劣化につながっていることもあります。
市販の薬剤で対処できるケースもありますが、床下は作業環境が特殊で、原因となる湿気を放置すると再発しやすいのが難点です。
本記事では、専門業者に依頼するメリット、費用の目安、施工の流れを整理しながら、床下カビを「除去で終わらせない」ための考え方を解説します。
カビ除去業者に依頼するメリット
床下のカビは専門のカビ取り業者に依頼するのが確実です。プロに任せることで得られるメリットを具体的に見てみましょう。
専用機材・薬剤で根本から除去
業者は市販品より強力かつ安全な専用薬剤を用い、高圧洗浄機や特殊ブラシなどプロ仕様の機材でカビを根こそぎ除去します。
広範囲に広がったカビでも短時間で対応可能で、深部の菌糸まで徹底的に洗浄してくれます。
防カビ施工で再発予防
カビを除去した後、業者は防カビ剤の散布やコーティング処理を行います。
木部や壁に抗菌・防カビ加工を施すことで、カビの再発を防止する施工まで実施してくれます。
単にカビを取るだけでなく、長期間清潔な状態を維持できるようサポートしてくれるのがプロの強みです。
調湿材の設置・湿度対策
カビ発生の原因である湿気そのものへの対策も、業者なら対応可能です。
必要に応じて床下に調湿材(炭やゼオライトなど)を敷き詰めたり、床下換気扇を設置して空気循環を促進したりと、湿度を下げる工事を提案してくれます。
湿気対策まで実施することで、カビとダニ・シロアリの発生を根本から抑制できます。
専門知識による原因究明と対策
プロの業者はカビだけでなく建物構造にも詳しく、なぜカビが生えたかを調査し、根本的な解決策を提案してくれます。
たとえば「屋根裏からの雨漏りが原因」「断熱施工ミスによる結露が原因」などを突き止め、漏水箇所の修理や断熱補強、防湿シート施工など総合的な対策を行ってくれる業者もいます。
こうした原因からの解決はプロならではです。
安全かつ迅速な作業
業者は豊富な経験に基づき的確な手順で作業するため、無駄がなく早いです。
防護服・マスクの着用や換気装置の使用など安全管理も徹底しており、住人に有害な影響を与えないよう万全の態勢で臨みます。
自分では何日もかかる作業が、プロなら数時間〜1日程度で完了することも多いです。
アフターフォローと保証
信頼できる業者であれば、施工後の保証や定期点検などアフターフォローも充実しています。
一定期間内に再発した場合の無償再施工保証を付ける業者も多く、自社の施工に自信がある証と言えます。
施工写真や報告書の提供、カビの再発防止のアドバイスなども受けられ、施工後も安心です。
床下カビ除去にかかる費用相場
専門業者に床下のカビ除去を依頼する際、どの程度の費用がかかるのでしょうか。
一般的な費用相場と費用に影響する要素を解説します。
料金の目安(㎡単価)
床下カビ除去の費用は施工面積によって左右されます。
相場としては1㎡あたり約2,000~5,000円程度が一般的といわれており、床下20㎡の家であれば4~10万円前後が基準になります。
ただしカビの範囲や程度、作業の難易度によって料金は増減します。
狭い範囲でもカビが酷ければ薬剤量や手間が増え、高くなることもあります。
規模別の費用例
専門業者に床下のカビ除去を依頼する際、どの程度の費用がかかるのでしょうか。
一般的な費用相場と費用に影響する要素を解説します。
小規模(部分的なカビ取り)
押入れ内部や床下の一部など小さい範囲のみの場合、費用目安は3万~5万円前後です。
作業時間も2~3時間ほどで完了し、比較的低コストで済むケースが多いようです。
中規模(複数箇所や広めの範囲)
部屋の壁や床下全体、押入れ複数箇所などに及ぶ場合は10万~25万円前後が目安です。
カビ除去に加え、防カビ剤の塗布や換気改善のアドバイスなどが含まれることもあります。
大規模(家全体・構造部分含む)
家全体の床下や天井裏、壁一面に広範囲のカビが発生しているような場合、20万~30万円以上かかることもあります。
構造材までカビが及ぶ深刻なケースでは50万円以上の事例も珍しくありません。
作業日数も2日以上、場合によっては数日~1週間以上の工程となるでしょう。
オプション費用や追加工事
カビ除去に付随するオプション作業にも費用が発生します。
たとえば、事前の現地調査やカビ検査に5,000~1万円程度の費用を設定している業者もありますが、実際に契約すれば調査費は無料(相殺)になるケースがほとんどです。
また、除去後の防カビコーティングを依頼すると別途1万円~数万円程度かかるのが一般的です。
さらにカビで傷んだ木材の補修や交換が必要な場合、リフォーム費用が別途発生します。
床下に防湿シートを敷く工事や調湿材の設置、換気扇工事などを追加すれば、その分費用は上乗せとなります。
床下カビ除去を業者に依頼した場合の作業の流れ(調査~施工~再発防止)
実際にカビ取り業者に連絡してから施工完了に至るまで、どのような流れで進むのかを確認しておきましょう。一般的な作業の流れは以下のとおりです。
問い合わせ・見積もり依頼
まずインターネットや電話で専門業者に相談します。信頼できそうな業者を複数社選び、無料見積もりを依頼しましょう。
家の所在地や床下の状況(臭いがする、床が沈む等)を伝えるとスムーズです。多くの業者は見積もり無料ですので、遠慮なく依頼して構いません。
現地調査とヒアリング
業者が日程を調整して実際に自宅を訪問し、床下の状況調査を行います。
点検口から床下を目視で確認したり、カメラや機器でカビの広がりをチェックします。
場合によってはカビの種類や数を調べるためのサンプル採取を行い、数日~1週間かけて菌検査をすることもあります。
同時に家族の健康被害状況や過去の水漏れ履歴などヒアリングも行われ、調査結果をもとに、必要な作業内容と費用の詳細見積もりが提示されます。
調査時には業者の説明が丁寧か、対応が信頼できそうかも観察しましょう。
見積もり検討・契約
提示された見積内容を確認します。
作業項目(カビ除去、防カビ処理、調湿工事など)、費用内訳、所要日数、保証内容などをしっかりチェックしてください。
不明点があれば質問し、納得できれば契約となります。
複数社から見積もりを取っている場合は、価格だけでなく実績や保証、対応の良さなど総合的に比較して業者を決定しましょう。
施工(除去・乾燥・防カビ処理)
日程調整のうえ、作業開始です。
一般的な床下カビ除去の作業内容は①養生・準備→②カビ除去→③乾燥→④防カビ仕上げ、という流れになります。
まず家具や床など周囲を養生し、必要に応じて床板の一部を剥がして作業口を広げます。
防護服とマスクを着用したスタッフが床下に潜り、高圧洗浄機やブラシでカビを物理的に除去しつつ、薬剤を噴霧して殺菌します。
その後、業者によっては乾燥剤や送風機で床下を徹底乾燥させ、最後に防カビ剤を木材全体に塗布・噴霧して仕上げます。
作業は家の規模や汚染状況によりますが、通常1~2日程度で完了することが多いです(広範囲で深刻な場合はさらに日数がかかることもあります)。
結果報告と再発防止策の提案
施工後、業者から除去作業の結果について説明があります。
施工前後の写真を見せてもらい、カビがきちんと除去されたか確認しましょう。
床下の湿度や木材の含水率が基準値内に収まっているか報告を受ける場合もあります。
あわせて、今後カビを再発させないためのアドバイスをもらえます。
たとえば「季節ごとに床下換気口を点検する」「換気扇を設置したので常時運転させる」「○年後にまた点検しましょう」など、具体的な防止策を教えてくれます。
保証期間の説明や、定期点検サービスについてもこの時確認しておきましょう。
床下カビ除去ならアイペックにおまかせ

アイペックは、独自の薬剤と施工ノウハウをもとに、カビの除去から再発予防までを一貫して提案する専門業者です。
一般住宅だけでなく、商業施設や医療機関、公共施設など幅広い現場で対応してきた実績があり、作業環境が厳しい天井裏などでも、経験を積んだスタッフが状態に応じた施工を行います。
除去後の仕上げまで含めて対応することで、衛生環境を長く維持しやすい点も特徴です。
同社が重視しているのは、「取って終わり」ではなく、再発しにくい環境づくりまで見据えた対策。
床下のカビについても、専用機材で除去を行ったうえで、抗菌・防カビの処理を組み合わせて再発リスクを抑える提案が可能です。
状況によっては、調湿材の設置や換気の見直しといった湿気対策も含めて相談できるため、カビと湿度の悩みをまとめて整理できます。
床下のカビ対応で依頼先に迷う場合は、選択肢のひとつとして相談してみるとよいでしょう。